


メッセージ
MESSAGE
新型コロナウイルスの感染拡大で、私たちの社会は大きな困難に直面しています。いのちや暮らし、将来への不安はかつてないほど高まっていますが、状況を解決するべき政治は迷走し、その場しのぎの後手後手の対応に終始しています。なぜ、日本の政治は国民を守るという当たり前の役割さえ果たせなくなってしまったのでしょうか? 私にはその原因の根本が、福祉や公共のサービスを縮小し、公助より自助・共助を強調してきた近年の新自由主義的な潮流にあるように思えてなりません。人よりも経済を優先し、自己責任の名の下に弱い者を切り捨ててきたあり方の問題点が一気に明るみに出たのが、現在のコロナ禍の惨状なのではないでしょうか。
私はかねてからこうした潮流に危機感を抱き、2019年の統一地方選挙では、地元である武蔵野から政治の流れを変えたいと声を上げました。しかし残念ながら25票の僅差であと一歩及ばず、想いを結果に結びつけることは出来ませんでした。選挙の後、自らの力不足を痛感し、改めて自分が何をするべきなのか自問自答してきましたが、そんな時に巻き起こったのが、この新型コロナウイルスの感染拡大でした。いのちや暮らしが、比喩ではなく現実に危機にさらされている状況を目の当たりにして、激しい焦燥感を覚えました。やはり、このまま黙っていてはいけない。そんな想いが高まっていく中で、私は決心をしました。もう一度前を向いて顔を上げ、今度こそ全力で、誰もが取り残されることなく安心し生きていけるる社会の実現に向けて力を尽くしていこうと。
私は、いのちや暮らしを支えるセーフティーネットの構築に取り組み、不安を感じることなく暮らせる社会の実現を目指します。格差を是正し、たとえつまずいても何度でもやり直すことの出来る社会を目指します。経済優先ではなく、誰もが幸福にいきられることを重視する社会を目指します。
いのち、平和、人権。人が大切にされる社会をこの武蔵野から。どうぞ、桜井夏来の挑戦にみなさまの力をお寄せ下さい。
